なぜ英会話を始めるべきなのか？その理由５つ

英語能力の中で最も重要なものは？

英語能力の中で、日本人が最も苦手とするのはスピーキング力ではないでしょうか。日本では皆さんが中学校から英語を勉強し始め、高校、大学に進学するにつれて、その学習レベルがどんどん上がっていきます。大卒であれば合計10年以上英語を勉強していることになりますが、スピーキング力を養うための教育を受けていないため、英語を話せる様になる人は非常に少ないです。

リーディング力とリスニング力が上級レベルにもかかわらず、「英語が話せないから苦手」だと思っている（思い込んでいる）人が多い様に思います。筆者は高校から日本に住んでいますが、住み始めた当初はなぜ日本人はここまで英語に対する苦手意識が強いのか、なぜ英語を自分のものにできていないのか、とても不思議で仕方ありませんでした。

筆者は高校に入る前までは海外（スペイン語圏の国）にずっと住んでいました。海外では日本人学校でもなく、インターナショナルスクールでもなく、現地の私立学校に通っていました。そのためスペイン語を身につけると同時に、小学校低学年から会話を中心とした英語を学んでいたため、英語も日常会話レベルで話せていました。

しかし、日本に帰国してしばらくすると、日本の教育がリーディング、スピーキング力中心であることに気が付きました。そして、英語を忘れないことと、周りと同じ様に英語に対して苦手意識を持たないことを目的にして、英会話学校に通い始めたのです。リーディング/リスニング（＆ライティング）/スピーキング力のすべてを同じレベルで使いこなせる様になりたかったのです。

なぜ英会話を始めるべきなのか。

1.日本の英語教育では英語は話せるようにならないから

日本における中学から高校の英語教育では英語が話せる様にならなないためです。個人差はありますが、母語が脳内で完全に形成されるのは、おおよそ9歳の時前後と言われています。中学から勉強を始めると既に母語が形成されている状態（脳が柔軟でない状態）で新しい言語を学習することが難しくなり、また思春期と重なるため恥ずかしく思い、特に会話を積極的にやらせようとしてもできなくなってしまいます。

思春期の頃は周りの目を気にして話がしたくてもできない状況です。そのため、筆者は小学校低学年から英会話を始めることが一番理想的だと考えています。もちろん中学生、高校生または大人であっても、周りが下手でも一生懸命英語で話そうとしている姿に影響を受け、徐々に英語が自然に話せる様になります。筆者としては個人レッスンではなく集団レッスンが望ましいと考えています。

2.集団レッスンで対人能力が磨かれる

英会話に通い、更に集団レッスンを受けると対人能力も磨かれます。一対一ですと先生の話を常時集中して聞かないといけないのですが、集団の方が自然と色々な話を流しながら聞くことができ、耳をどんどん慣れさせることができます。同じ英会話クラスの人たちとご飯に行けたりすることもあるかもしれませんね。

3.ジェスチャーで学ぶ

身振り、手振りも学習することができるためです。外国人の方が身振り、手振りが大袈裟だったりするので、万が一それを目にした時対応できる様になります。

4.発信能力を養える

日本では「口数の少ない＝美徳」とされる風潮もなくはないかと思いますが、海外では自ら発信しないとどんどん周りに置いて行かれます。対人能力に密接にかかわっていますが、自ら発信する能力も養うことができます。

5.モチベーションの維持

英会話は基本的に有料だと思いますが、お金を支払うことによってやる気が倍増します。人間は不思議なことにお金を支払うとなるとより一層やる気が出てきたりしますよね。

まとめ

英会話学校はメージャーどころで言うと、ベルリッツ、ギャバ、イーオンなどがあると思います。筆者は個人運営の英会話学校にずっと通っていたので、大手の英会話学校についてアドバイスができませんが、個人運営の場所はお勧めします。

リスニング、リーディングばかり勉強してTOEICの点数が950点超えたがまったく話せないという方、本当に「モッタイナイ」ので、ぜひとも英会話学校に通ってみましょう。TOEIC点数が高いと英語が話せると勘違いされ、そのまま海外赴任させられることもあるのかも知れないので要注意ですよ。

＊本記事は、筆者の経験に基づいており、多くの内容は科学的に実証されている訳ではないので予めご了承ください。

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