司会に挑戦!海外生活に自信がついたきっかけ
海外生活に自信がついたきっかけ
カナダ生活を通して、海外生活に自信がついたきっかけを紹介します。
季節は夏真っ只中の7月。バンクーバーの夏はとても美しいです。
6月中旬まで続く、寒くてほとんど毎日雨の時期をすぎると、毎日快晴で夜8時ごろまで明るい夏がやってきます。
そんないい季節がやってきていたとき、私は苦悩の日々を送っていました。仕事はジャパレス(日本食レストラン)で、毎日深夜2時まで働く日々。語学学校でできた友達もほとんど日本人、英語は伸びるはずがありません。
これではカナダに来た意味がない。毎日のストレスで病みそうになっていました。
日本でしたことのない、新しいことに挑戦したい。
こんな日々にケリを付けようと思い新しい仕事を探していたとき、ふと目に飛び込んできたのは、イベントのボランティア募集。
”パウエル祭 日本語司会者募集”
どうやら日系のカナダ人が集う毎年恒例のイベントのようでした。日本語のネイティブスピーカーということ以外は経験不問。
”これだ!”と思い、さっそく英語の募集フォームをメールで送信。司会のボランティアに募集したのが私だけだったようで、次の日採用連絡が来ました。
7月中旬のボランティアミーティングには、他の設営ボランティアスタッフなどあわせて80名ほど参加していました。
私のような日本人のワーホリや留学生がたくさんいましたが、説明や挨拶はすべて英語。聞くところによれば当日は日本好きのカナダ人や、日本系移民など、毎年たくさんの人が来るとのこと。そんなバンクーバーの夏祭りの運営を手伝えるんだ。久しぶりに何か自分を駆り立てるやる気が沸いてくるのを感じました。
8月1日お祭り本番
司会は前半と後半に分けられており、2日間共後半の日本語司会を担当させていただきました。
歌手や和太鼓、ダンスのパフォーマンスなど分刻みの舞台スケジュールの中、英語司会担当の横に立って日本語の原稿を読みます。もちろん運営担当者とはすべて英語で打ち合わせをしました。
初めての司会に緊張する私。きっと日本人の移民であろう年配のおじいちゃんおばあちゃん、浴衣をきた日本人やカナダ人の観客もいます。カナダに来て、お祭りのメインステージに立って母国語で司会ができるなんて思わなかった。そんな気持ちが少し緊張していた私に自信をくれました。
英語、日本語含め8人いた司会担当ボランティアの中で、私だけがワーキングホリデー、カナダ滞在半年以下という異色の経歴。他の司会は、実際にカナダで司会を仕事としている人やバンクーバーで活躍するペイントアーティスト、空手の先生などさまざまでした。
友人も司会をする私の応援で駆けつけ、他の司会担当もワーキングホリデー中の私にいろいろと話しかけてくれました。
たまたまだったかもしれないですが、私を司会に選んでくださった運営陣にも感謝したいです。
大きなトラブルもなく2日のスケジュールを追え、新しいことに果敢にチャレンジするのが好きな本来の私を思い出した2日間でした。
そしてこの後の大きく変わっていくカナダ滞在の大きな一歩を踏み出せた出来事でもありました。
まとめ
いかがでしたしょうか。
筆者ははじめての海外長期滞在がカナダのバンクーバーでした。ワーキングホリデーに来たこと事体に満足し、最初は何をしたいのかよくわからずに1日1日を無駄にしている自分がいました。
このボランティアの参加をきっかけに他の都市へ引越し、その後のワーホリ生活もだいぶ充実したと思います。
皆さんも、ワーキングホリデーや留学に来て、なんとなく毎日を過ごしている、毎日の同じ1日が退屈に感じているようなら、是非進んでボランティアに参加してみてください。きっと何か新しいものや興味、経験が得られるはずですよ。
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